平成28年青森県板金工業組合
匠の奇人 左 甚五郎
左甚五郎は江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人で、生き物を掘ればそれに魂が宿り、夜な夜な歩き出すといわれる程の名人である。
日光東照宮の『眠り猫』、見ざる言わざる聞かざるの『三猿』や、成相寺の『真向きの龍』など、数多くの彫刻を残している。
「左」姓を名乗ったのは、”左利きだった為”や”腕の良さを妬まれ右腕を切り落とされた為”などの説がある。
ねぶたは、主君の姫を匿っていたところ悪人に知られてしまうが、唐獅子を龍が動き出して悪人を追い散らかしたという場面。
ねぶた下絵は後日公開。