私たち青森県板金工業組合と加盟店が取り扱うのは、建物に要する金属部分、具体的には、屋根、外壁、雨樋といった個所で、建築板金と称されます。いずれも建物の強度・重さ・居住性・快適さ・耐震性・耐火性・湿気・温度・美観に関わる重要な部分ですから、青森県の厳しい冬に対応できるよう、雪と寒さから住まいを守る独自の技術と工夫も盛り込んだうえで、お客さまに安心・満足いただける施工とアフターケアをお届けするのが、私たちの使命です。
長年地域に密着して得られた経験をもとに、日々県民のみなさまのリアルな要望に耳を傾けながら、風土にかなった工法と対策を提案して参ります。
日本の建築板金のはじまり
明治5年9月、東京新橋駅と横浜駅(現桜木町駅)の間に、日本で初めての鉄道が通りました。以来急速な勢いで線路網が拡大していきましたが、沿線の建物が火事になることがたびたびおこりました。当時の住居は屋根は草葺きか茅葺、壁は板張りのものが一般的で、蒸気機関車の噴出する火の粉をかぶって延焼したのです。そこで、屋根に一斗缶を釘で張り付けて、延焼を防止したのが、のちのトタン屋根のひな形となりました。
当初、その担い手になったのは、金属細工である髪飾りを製造していた職人さん、すなわち「飾り師」たちで、徐々に専門業者があらわれてくると、一斗缶がブリキでできていることから、彼らは「ブリキ屋さん」ともいわれました。ブリキは錆びやすいため、より耐久性の高い素材の登場が待たれましたが、そこにあらわれたのが、亜鉛めっき鋼板、通称「トタン」です。明治10年、ここに日本の建築板金の歴史がスタートしたのです。
青森県板金工業組合について
ごあいさつ
平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
長期にわたる日本経済の混迷と建築不況にもかかわらず青森県板金工業組合は一歩、一歩着実に業容を拡大し、今日に至っております。
偏に、関係各位の業界に対する深いご理解とご支援の賜と衷心より感謝申し上げる次第です。
板金工事は、住宅や建造物にとって最も重要な屋根や外壁、さらには手すり・はしごなど、建造物の耐久性と安全性という重要なポジションを受け持たせて頂いております。
零細企業が多い板金業界におきまして加工機械の共同購入、委託加工、さらには資材の共同購入や最新技術の導入と工法開発、それに伴う技術指導など、高度化する建築技術により、青森県板金工業組合の使命は益々、拡大しております。
先人が残した優れた技術を継承しつつ、組合員一丸となって最新の工法を駆使して、どこにも負けない板金技術を確立し、地域の皆様をはじめ建築業界の皆様のお役に立って参りたいと存じます。
今後とも倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
青森県板金工業組合 理事長 小山内喜代司
概要
組合名 | 青森県板金工業組合 | ||||||||||||
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所在地 | 〒030-0943 青森県青森市大字幸畑字阿部野179番地90号 | ||||||||||||
電話番号 | 017-738-9111(代) | ||||||||||||
FAX | 017-738-9335 | ||||||||||||
aobankin@jomon.ne.jp | |||||||||||||
出張所 |
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設立年月日 | 昭和40年11月12日(事業協同組合から組織変更) | ||||||||||||
地区 | 青森県の全区域(青森支部、津軽支部、西北支部、八戸支部、下北支部) | ||||||||||||
組合資格事業 | 本組合の地区内において板金業を営む中小企業団体の組織に関する法律第5条に規定する中小企業者とする。 | ||||||||||||
実施事業の種類 |
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沿革
1942 昭和17年 |
青森県板金加工工業組合設立 |
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1944 昭和19年 |
青森県板金工事統制組合に組織変更 |
1947 昭和22年 |
青森県板金工業協同組合に組織変更 |
1965 昭和40年 |
青森県板金工業組合に組織変更 |
1966 昭和41年 |
青森市大字沖館字篠田に共同保管倉庫を建設 |
1968 昭和43年 |
青森市大字浦町字奥野に新共同保管庫を建設、事務所を移転 |
1974 昭和49年 |
同地に2号倉庫建設 |
1977 昭和52年 |
津軽出張所事務所および倉庫を建設 |
1980 昭和55年 |
西北出張所事務所および倉庫を開設 |
1984 昭和59年 |
青森県知事による建設業(屋根工事、板金工事)の許可取得 仙台通商産業局より官公需適格組合の証明を取得 |
1986 昭和61年 |
現住所に事務所・工場移転 |
イベント
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Jan1月新年祝賀会
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Feb2月展示会および即売会
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Mar3月通常総会
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Apr4月商品説明会
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May5月全国建築板金業者大会
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Jun6月建築板金技能検定講習会
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Jul7月ゴルフ大会
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Aug8月青森ねぶた祭り運行